母乳かミルクか?


PHOTO:tarotastic

お母さんの仕事

コン、コン 「大丈夫ですか?赤ちゃん、ずっと泣いていますけど」
産院の、隣り合った部屋の向こうから落ち着いた声。

こちらの部屋では、泣き叫ぶ赤ちゃんとオロオロするわたし。
急いで、隣の部屋につながるドアの鍵を開けました。
わたしの前に出産したママがお隣に泊まっていて、
心配して声をかけてくれたのです。
わたし「どうしましょう、授乳しても全然泣き止まないんです」
ママ「わたしはこの子が三人目だから慣れてるけど、
ちょっと泣くのが長いから心配ですよね。
わからないことがあったら、電話で先生に聞くのがいいですよ」
なるほどそうだった、早速部屋に付いている電話から先生に相談しました。
わたし「オムツを替えても、授乳をしても全然泣き止まないんですけど、
何が原因なんでしょうか?」
先生「まーそれを当てるのがお母さんの仕事だから頑張って」 ガチャ。・・・終了。

あまりの正論と素っ気なさに笑ってしまいました

お昼の幸せ夜の孤独


PHOTO:jk+too
朝の8時半に赤ちゃんを出産し、いろいろな検査をするのに
一旦赤ちゃんが離れている間、お産をやりきった達成感のまま
サンドイッチを食べたり、 夫や母に
自分は無我夢中だった出産の様子を聞きました。
助産師さんが赤ちゃんを連れてきて、
肌着の着せ方、お風呂に入れかた、サラシオムツの替え方など
を夫と習うのもウキウキで、完全に舞い上がってますね^^
授乳も何パターンかの抱っこの仕方を教えてもらって、
幸せ気分のまま夕方になりました。

夫と母が家に帰り、助産師さんも帰宅し、部屋には
細くて赤い赤ちゃんとわたしだけ。急に責任を重く感じる時間ですね。
とにかく授乳してみる。赤ちゃんは口にくわえて一生懸命吸おうとしますが、
まだ乳腺がちゃんと開通していないのか、あまり母乳が出てこない。
しばらく頑張って吸ってもお腹がいっぱいにならないので泣く、
わたしはどの角度で抱っこするのが赤ちゃんにいいのかわからず
抱っこの仕方を10分ごとに替え、文字通り右往左往。
それを約4時間くらいして、母娘ともにへとへとになっているところに
コン、コン、とノックしてもらったわけです。

哺乳瓶が存在しないスパルタ母乳産院


2274gの小さな細い赤ちゃんだったけれど
先生は「小さいお母さんだから大きい赤ちゃんは生まれてこないよ、自然自然」
といい、大きい病院では保育器に入れて経過観察するところを
わたしは自然育児で育てることになりました。
命題は体重を増やすこと!
産院では母乳が出るためのマッサージをし(これが笑ってしまうほど痛い)、
家ではベビー体重計を買い、3ヶ月くらい
・授乳の回数と時間
・母乳を飲んだ後の体重
・気になったこと
などをノートに書いてチェックしていきました。

赤ちゃんは、産まれてから3日くらいは少し体重が減り、
そこから本格的に育っていくのだと、妊婦の時に知識としては知っていましたが
この子はなかなかうまくおっぱいを飲めずに
6日経っても体重が50gも増えない・・・。
ものすごく心配でした。

助産師さんはわたしのノートを見て、
「まだ、お母さんのおっぱいの、どの角度が
母乳がたくさん出るか、二人ともがわからないのね。
でも、こんなに長い時間おっぱいを吸えるってことは
食欲のある証拠!生きる力があるから、
母乳がたくさん出てきたら問題なしよ!」と言ってくれました。
でも、今すぐに赤ちゃんの体重を増やして安心したかったわたしは、
「ミルクを飲ませるのはどうですか?」と聞きました。
助産師さんは「3日後の検診で体重が増えていなければ、
それも考えましょう」と言い、
また3日間、心配しながら1日14回以上授乳することになるのかあ〜
と気が重くなりました。><

親子で授乳の極意を見つけた!!


PHOTO:Robert Whitehead
でも、嬉しいことに2日目の夜に大転換が!!
フットボール抱き(脇腹に赤ちゃんを抱えて、授乳クッションを使い、
お顔だけおっぱいの近くにする抱っこの仕方)
で授乳していたら、なんかスーッと母乳が吸い取られる感覚・・・。
ちゃ、ちゃんと飲めてる!
赤ちゃんもお母さんも日々勉強していて、
お互いがこの時、ワザを会得しました!
気がラクになるって、こういうことなんだ。

それからは母乳が出る量もだんだん増え、体重も
少しづつ増えていきました。
3ヶ月になるまでは毎日体重計に乗せていたけれど、
もう計るお皿からはみ出てるくらいふっくらしてきたので、
もう心配いらないね、と毎日の計測はやめました。
その後、幼稚園を卒園するまで
成長曲線から体重が大きく外れて低かったので
いつも備考欄に【低体重児】と書かれていましたけれどね^^;
幼稚園の先生に「この低体重児って、なにか指導とか
受けないといけないんですか?」と聞くと
先生「いや、娘さんいつもすごく食べてるので
何もしなくていいです」と言ってくださる。
じゃあこの低体重児って、書く必要あるのかな?といつも不思議でした

まとめ


新生児ママは、とにかく手探り

何時間か前にママになったばかりなので、一つひとつ
赤ちゃんの様子を見てお世話していくしかありません。
何一つわからないのが当然です^^

母乳・ミルクの飲み方。睡眠の取り方。泣き方・・・
赤ちゃんによって、全然違う
育児本に載っているのは、違うお母さんの赤ちゃんですもんね。
こういうこともある、くらいに考えると
自分の赤ちゃんが 育児本の例に当てはまらなくてもドキドキしません

産院によっても言われることが全然違う

わたしの場合は、結局たまたま完全母乳になったわけですが、
他の病院なら一週間待たないでミルクと併用するだろうし、
この産院のように完全母乳に
こだわる必要はないんじゃないかなと思います。
わたしは哺乳瓶を使って見たかった・・・

どの哺乳瓶が良いか、や
哺乳瓶で飲まない赤ちゃんママの苦労もあるので
また調べて特集して見たいと思います^^

あなたのこれからの育児に、何かヒントになることがあれば嬉しいです^^

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする